サトノクラウン [活躍馬]
今の日本競馬でサンデーサイレンスの血を受け継いでいない一流馬は数少ないが、ラストタイクーン、マルジュと続く父系から一流馬が生まれ、昨年末の香港に続いて日本のGIも獲って見せた。
安田記念に続き里見氏の勢いは止まらず、常にGI馬を送り出す堀調教師も見事だが、道中ペースダウンしたところで外からキタサンを突いて、以降11秒台のラップを演出しながら自身は控えて脚を溜めたデムーロ騎手も見事であった。
デムーロ、ルメールにやられっぱなしの日本人騎手は、秋に捲土重来を期すべく夏場のローカルで腕を磨いてほしい。