高松宮記念

インディチャンプ

春秋マイル王の肩書に傷がつくことも厭わず、初のスプリントに挑戦するのは興味深く、引退後の種牡馬としての価値も鑑みるなら、陣営にはここでも通用する感触があるのだろう。

千四で差して届かずの競馬が続いているが、ともに前残りの高速決着ならば、叩いて本番に照準を合わせるタイプなので、時計の掛かるスプリントGⅠの方がこの馬の底力が活きると見た。

阪神大賞典

ナムラドノヴァン

アリストテレスは別格だが、その他の馬は横一線と見るなら、長距離で良績を上げておりスタミナを活かして末脚を伸ばすと見た。

この馬場ならウチパク騎乗も吉と出そうだ。

スプリングステークス

ヴィクティファルス

キャリア1戦で臨んだ共同通信杯ではいきなり2着に来たように能力はこの相手でも引けを取らない。

ダービーを見据えて賞金加算が至上命題の今回は勝負け気配が高く、ガリレオの母系から馬場もOKだろう。

金鯱賞

ブラヴァス

実績は人気の二頭に劣るものの着実に力をつけており毎回末脚は確かな馬、福永騎手が手の内に入れており、別定戦ながら斤量のアドバンテージもあることから、このメンバーでも上位食い込みに期待する。

フィリーズレビュー

スティクス

初芝の前走はイン前が圧倒的に有利な馬場を差し引いても、直線は馬なりで突き放したように、未勝利とは思えないポテンシャルの高さを見せつけた。

スピードの違いでハナに立っているが、千ニの馬とは思えず、番手から差す競馬でも問題無いだろう。

馬群で揉まれる競馬をしていないため、今回の外枠はプラスになりそうだ。

弥生賞

タイトルホルダー

無敗のダノンザキッドは強力だが、そのダノンに負けた二戦も東スポ杯は二着、ホープフルは前々の馬には厳しい展開だったので内容は悪くなく、クラシック戦線に乗れる器と見て、トライアルでの権利取りに期待する。