推奨馬 [レース回顧]
5月以降は全て人気以上、7/9が馬券圏内、残り2/9も掲示板まで来ています。
NHKマイルC ギルデットミラー 6人気3着
ヴィクトリア サウンドキアラ 4人気2着
オークス マジックキャッスル 14人気5着
ダービー ヴェルトライゼンデ 10人気3着
安田記念 グランアレグリア 3人気1着
エプソムC アンドラステ 4人気4着
マーメイドS サマーセント 7人気1着
函館SS ダイアトニック 1人気1着
ユニコーンS デュードヴァン 3人気2着
黄金の系譜 [レース回顧]
父の池江泰郎調教師から引き継いだ黄金の系譜、ステイゴールドの血脈を息子の池江泰寿師がドリームジャーニー、オルフェーヴルで開花させ、そして三代目のヴェルトライゼンデもダービーで好走、もう社台のコンビニ厩舎とは呼ばせない。
何よりこの一族を熟知する池添騎手が手綱を取ったことが嬉しい。
誇らしき敗者 [レース回顧]
最高の仕上げ、ベストの騎乗で戦ったサウンドキアラは、怪物アーモンドアイには完敗でもその姿勢を讃えたい。
大外枠の不利を感じさせず難なく好位から正攻法の競馬を見せたサウンドキアラと松山騎手、勝ち馬にノーステッキで突き放され戦意喪失してもおかしくない状況でも諦めることなく立派に戦ったことは、誇らしく清々しい敗戦であった。
お陰で馬券も的中しました。
ありがとう、サウンドキアラとコーヘイマツヤマ<(_ _)>
新潟記念回顧 [レース回顧]
サマー2000の総決算は、今年相次いで急死したディープインパクト、キングカメハメハという偉大なダービー馬の遺した産駒同士の決着となった。
そして、1着馬、2着馬の馬主は、ともにダービー馬二頭を所有していた金子真人氏というのは、何たる巡り合わせ、何たる強運だろうか。
更に言うなら、2着馬ジナンボーの母は金子真人氏のアパパネ、その父はキングカメハメハであり、3着馬のカデナもディープインパクト産駒なのだから、もはや金子祭りと言っても過言ではないだろう。
偉大なダービー馬は、後世にもその血を残すだろうが、こと後継の種牡馬に限れば、サンデーサイレンスの血を持たないルーラーシップ、ロードカナロアを擁するキンカメが一歩リードしていると見た。
クリンチャーの憂鬱5 [レース回顧]
結局、馬群の中で終始したダービーでは全く良さを出せずに終わってしまった。
騎手の藤岡佑介は何事も無かったかのように、翌々週にマーメイドSを勝っているが、晴れの大舞台を棒に振ったクリンチャーの無念は、そのうち誰もが忘れ去ってしまうだろう。
私はこのダービーを忘れないために、このブログに遺したかった。
クリンチャーの憂鬱4 [レース回顧]
そして、2コーナーからは超スローの流れの中で、我慢の競馬で馬群に囲まれたクリンチャーをひたすら押さえていた。
それでも瞬発力勝負が歓迎のタイプで、馬群を捌けるなら好走の目はあっただろうが、先行しての粘りが身上のクリンチャーには最悪の展開になったと言えよう。
クリンチャーの憂鬱3 [レース回顧]
ダービーでのスタートについて、逃げ宣言をしている馬としてはゲートの出は今ひとつで、押してみたが思ったほど行き脚はつかず、ここでスタートの良かったアルアインに前に入られてしまった。
主戦の藤岡祐騎手は、この事態を想定していたのか分からないが、押して行くのは早々に諦め、馬群の中で折り合いを付けることを選択した。
この時点でも外に出して上がれるスペースはあったように見えるが、数秒後にはダイワキャグニーが外から上がって来たのでクリンチャーの進路はほとんど無くなった。
クリンチャーの憂鬱2 [レース回顧]
戦前から混戦模様を呈していた今年の日本ダービー、2日前の金曜日には雨が降り、土曜日はその影響を受けての外差しも決まっていたが、馬場が乾いた当日は相変わらずの前残りが目立っており、瞬発力勝負は避けたい先行馬には、千載一遇の馬場コンディションであった。
しかし、生涯に唯一度の檜舞台に登場したクリンチャーは、見せ場を作るどころか勝負に参加することも出来なかったのだ。